2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夢と現実

昨夜はあまり眠れなかった。デプロメールの副作用で吐き気がする。腸の調子も悪くなってきた。 夫は今日もあまり話さず、私の質問にも答えなかった。朝食を食べ終えると着替えて出て行こうとする。 「何処へ行くの!」 私は慌てて夫に尋ねた。夫は無表情で「…

深夜の帰宅

夕食の買い物をして風呂を沸かし、夫の帰宅を待った。 私は薬漬けで身体が重くだるく、床に横になって時計の針が進むのを眺めていた。 深夜、一度電話が鳴った。受話器を取ろうとして電話は切れた。 暫くして夫は無表情で戻ってきた。夕食はつくるからと言っ…

酸性の涙

今日は梅雨寒で半袖では肌寒く草木染のカーディガンを羽織っていた。パソコンのモニタを見ながら涙が溢れてぽたぽたと袖口に落ちた。すると黒い染みになってしまった。草木染の服は酸に弱い。酸で変色するのだ。私は急いで水道水で染みを洗い流した。私の涙…

夫の悲しみ

精神障害者(私)と一緒に暮らさなくてはならない家族は、常にストレスに晒されているのだと思う。だから…夫は自分を守るために私が辛いと思う行動や言動をするのだと理解しなくてはいけないのだと自分を責めれば責めるほど苦しく、虚しい気分に落ち込んでし…

生き延びるための

通勤日でした。私はソフトの独習を続けるように言われました。朝に飲んだデプロメールの副作用か午前中は朦朧としてマニュアルが頭に入りませんでした。そして、今やっている仕事は来週には継続か終わりかが決まってしまうことが何となく分かりました。社長…

布団で寝ること!

セパゾンの減薬は順調ですが、デプロメールはまだ不安定です。私の睡眠の乱れを指摘され、とにかくデプロメールを飲んだら布団で寝るように指導されました(笑)早朝覚醒時にデプロメール50mg服用は良くないので再び就寝時・朝の分服に戻りました。床に転が…

ブログと精神療法的交流

心療内科の通院日でした。今日は3週間ぶりに主治医に会えるのが嬉しく、穏やかにお話しすることが出来ました。気がついたら60分も経っていました。ブログでの交流と診察での関わりについての話がメインになりました。これから出勤なので詳しくは追記します。…

父はハンドルを左にまわした…

朝食、洗濯、朝の公園で広場を1周する歩行リハビリの見守り、昼食、シャワー浴の介助。時々気を失いそうになりながらも1日の予定を完了できた。湧き起こる感情も抑制できた。出来ない事は断った。 暑い1日だったから、汗だくで緊張しながらシャワー浴の介助…

来てくれるだけで…

例によって実家に行こうとするがぐずぐずして荷物がまとまらない。母が待っている。行かなくてはと焦る心と家族と関わることで湧き上がる感情が交錯して私の足を止めている。持って行くものは、着替えは、必要なものは、お土産は…小さなディパックにぎゅうぎ…

鳥も連れてくるの?

今週は休日の母の見守りは私の当番。土曜日はヘルパーさんも来るので夕方実家に着くようにして一泊する。暑くなりそうなので夏用のパジャマを1着買った。 昨日、母に電話したら、やっとデイケアでお風呂に入れたと話していた。半年ぶりに肩まで湯船に浸かっ…

介護者と家族の心のケア読了

発刊を楽しみにしていて、仕事帰り地下鉄を途中下車して購入した本です。 読み始めも読了も通勤電車の中でした。 辛い通勤の時間にこの本を読んで癒されている自分に気づきました。 著者である渡辺俊之先生のケアの思い出が散りばめられた想いのこもった本で…

分からない…

出社すると私には新しいソフトの使い方を覚えるよう指示される。5年も前に使ったきりコマンドもクエリも忘却の彼方。何故私ばかりこういう仕事をさせられるのだろう?同僚は私がパソコンに詳しいと思い込んでいるというか、押し付けられた感じがする。「分か…

仕事があると…

やはり最近躁状態のせいか仕事に対する集中力に欠け、淡々と作業を続ける自信を失っている。それが腸に出て出勤前に酷くお腹をこわす。早朝覚醒の時、デプロメールを飲んでとにかく横になるようにしたら通勤中の朦朧感はやや緩和。でも出社直前には歩いてい…

満月のキャンドル・ランチ

朝から激しい雨だったがお昼には小降りに。夫は出かけるというのでランチはいつもの喫茶店で。今日は丁度満月の日でお店は沢山のキャンドルを灯していました。ゆらゆら揺れるキャンドルの火は心を落ち着かせてくれます。今日は朝から人の会話が頭の中に必要…

更新手続き開始

昨日、都の福祉保険局保健政策部から書類が届いた。去年と書式が違うね、と看護士さん。そうなのだ。今年から申請書類の一部が2枚複写式になった。でも患者控えは自分でとらないといけないんだよね。介護してる人に頼まないと動けない患者さんのことを考えて…

いつもと同じ

難病医療券の申請時期に合わせて8週間分処方。緩解だと自分が病気なのか分からなくなる。もう治ってるような気がして…赤い薬の束を見つめる。 ペンタサ250mg×1T(朝・昼・夜)

異常なし

2ヶ月ぶりの消化器内科の受診。2ヶ月前の血液検査の結果を見せてもらった。炎症反応も貧血もなし。全然心配ないですよと担当医。心療内科の処方が少し変わったのでお腹が緩くなっていることを話しておいたが処方は変更なし。難病医療券の更新の時期なので臨…

来年は頼むよ…

仕事帰り、同僚とカフェでお茶することに。 いつも夕方、母に電話している。ちょうど夕食時なので電話に出やすいのだ。今日は同僚がいる前で電話しなくてはならなくて少し気が引けた。 月曜日は診察と病院でのリハビリがあって、疲れたみたいだと言われたそ…

凹む

ミスが出ないように何度も確認をして処理をかけている。それを私のミスではないかと言われて凹む。私は間違えていないのだとデータを見せて説明。納得してもらう。何でも自分の責任だと思って抱えこまないこと。間違っていないのに謝らないこと。自分のここ…

ワンピースを着て

多分躁状態なのだと思う。色柄は地味な紺のストライプだけれど胸にギャザーが入ったAラインのノースリーブのワンピースを着てみた。足元はサンダル。いつもパンツスタイルだからなんだか不安定な気分になる。でも暑くなるからこれで行こうっと、えいっと通…

私を生きるために

その片手を離す*1からの連想です。 父の日の贈り物を選びに夫と街へ出た。 適当にポロシャツを選んでラッピングして配送してもらうことにした。 念のため、職場にいる父に電話して配送時間を確認した。 父は…父親と介護者としての役割に目覚め、私の贈り物を…

いつも電話してくれてありがとう…

外泊2日目の母の様子が気になって電話した。疲れてきたという。それでも母は妹にケアされて満足している様子だった。切ないけれど私は遠く離れた空の下で無事外泊が終わり、絵を描く喜びが母の依存的な状況から一歩踏み出す契機になってくれることを祈ろうと…

夫婦という家族

例えば子供が居ない夫婦でも所得の少ない妻を夫が扶養することが自然なケースは多い。私の同僚もそうだ。話を聴いていると妻は子育てが無い分趣味の時間を持ち、積極的には働いていない。かたや夫は激務で深夜まで働いているがこの夫婦はお互いがその立場を…

母の外泊

今日から2泊3日の日程で母は絵の講習会のために外泊する。妹が休暇を取り介添えする。 怪我した頭の傷は水曜日に抜糸した。主治医もリハビリになるからとOKを出した。 私は心配で昨夜電話した。退院してから初めての外泊。初めての遠出。介助は妹一人で大…

相変わらずうわの空で…

内容は社外秘。調査の仕事はだからストレスだな。今のプロジェクト内容にどうしても興味が持てなくて積極的に仕事をしようとする気力が湧かない。飽きてきたのかな…あんなに仕事がしたいと訴えて頂いた仕事なのに…。こんなことでは他の仕事になんてまともに…

心が分解する…

このところやるべき事があるのに気分がいらいらして集中できずにいたため、優先的に実生活をするよう仕向けたので更新が滞っていました。多分、躁状態に入ってしまったのだろうと思います。月曜日は自分の作品ファイルをまとめる作業に手がつけられず焦るば…

駅近くの画廊で…

友人の紹介で画廊のオーナーに作品を観ていただく機会をセッティングしていただいた。彼は3年前個展がきっかけで知り合ったアーティストだが時々お互いの近況など連絡しあっている。純粋に厚意で時間を割いてくれる友人がいることは幸せな事だと感謝している…

父を励ます

体力不足に泣いた週末介護だったが、薬の効きのバランスが良くなったのか、家族に対する否定的感情は抑制された。父母と接する時も以前より自然に話せる感じがした。否定的感情が身体化しただけかも知れないが締め付けられるような苦しさからは解放されたよ…

私がダウン…

実家のソファで、寝汗をかいて早朝覚醒。父も母も寝ている。私は忘れていたデプロメールを飲んで再び横になる。 その後すっかり眠り込んでしまったらしい。母は私が寝ている間に自分で起きてトイレに行ったようだ。私が目覚めた午前6時頃には、母がトイレに…

思い出と介護

今日実家に帰るのは諦め、書店で本を購入。以前から楽しみにしていた渡辺俊之先生の新刊『介護者と家族の心のケア』。手にとって本を開いた。丁寧なつくりの穏やかな印象の装丁で今まで慌てふためいていた心がしんと静まった。帰りの地下鉄の中で少しずつ読…