脳のために…
今回は処方について長く時間をとり主治医と話し合いました。
過食行動の抑制にデプロメールが効果を発揮しているか疑問が残るとして、デプロメールを減量して様子をみることになりました。もし、効果があるのであれば過食行動が酷くなるはずです。なぜ、増量ではなく減量にしたかというと、デプロメールの副作用で眠気が出てしまい仕事に支障が出るからです。そのためリタリンを多めに飲んでしまう習慣がついていました。
リタリンを増量したいという私の申し出に、主治医はきっぱり反対しました。まず、リタリンは抗うつ剤の補助として出しているのであって、ナルコレプシーではない限り、適応の薬剤ではないことを理解して欲しいこと。そして脳が異常に興奮してしまうことを危惧し、これ以上の量を処方することはしないこと。「あなたの脳のために出せません」と言われました。リタリン使用について主治医からこういう話をされることは今までありませんでした。それだけ、私が仕事をするにあたり、リタリンに依存していることを心配したのだろうと思います。デプロメールの副作用を消すためにリタリンを服用してしまう悪循環。それならばデプロメールを外してみれば良いのです。
デプロメールは急に服用を中止すると離脱症状が出るため、昼の服用から減薬していくことになりました。リタリンに頼らない強い意思と、不安は安定剤や医療に掛かることで解決していく工夫…それが、過食を止めるひとつの答えなのかもしれません。
- アモキサンカプセル25mg×2C(朝・夕)
- リボトリール0.5mg×1T(朝・昼・夕)
- リタリン10mg×1T(朝)
- デプロメール25mg×1T(昼)
- デプロメール25mg×2T(夕)
- ケルナックカプセル80mg×1C(昼・夕)
この他に、デパス0.5mg×1Tを不安時に頓服として服用。