お医者さんのきもち

近況報告です。
3月に入ってますます仕事は忙しくなり、急な対応も増えて緊張の連続です。派遣だとルーティンの仕事をこなすというより、仕事が突然降ってくる感じで、判断力が必要とされます。うつ状態で思考力が低下しているうえに薬でストレスを緩和されている状態で、正直きついな…と感じることもあるのですが、社会復帰に向けて自己管理をしっかりしなければと改めて思う日々です。
引き継いだ仕事は、日々医師の方と連絡を取り合うことが多いのですが、苦手なコミュニケーション能力が鍛えられている感じがすると同時に、何気ないやり取りの中に、医師の熱意とか暖かい善意を受け取り、なんともいえない良い気分になることがあります。
マスコミでは今も医療や医師に対する偏見や批判が報道され、医師のすべてに落ち度があるように思われがちですが、実際に私が接してきた医師の方々はみな人間的で、病気の患者さんを救いたいという気持ちが伝わってきて、やはり医療と言うのはビジネスでは片付けられない部分があるのだと思いました。
よくお医者さんのブログで、患者さんと接していると疲れが癒されていくという話を目にします。同じように患者としての私は、お医者さんに接することで仕事のストレスから癒されているように思います。普段、診察室では病気に向き合うことに集中してしまうのですが、診察室を離れて、人間同士としてやりとりをしていると、医師としてではない人格が現れてくるのだろうと思います。そういうお医者さんたちのきもちに触れて、私も癒されているような気がします。