あら、こんにちは〜

今週末働いている部署が研修のため誰も居なくなってしまい、急遽お休みとなった。会社都合のお休み。堂々と病院に行ける時間が捻出出来た。
だめもとで昼休み、病院に電話した。主治医の診察予約を無理言ってお願いするため。
しばらく待つと「はい」と懐かしい声がした。主治医の声。のんびりとした穏やかな声…
「患者の○○です」と名乗ると「あら、こんにちは〜」と明るい声で答えてくれた。仕事で張り詰めた緊張がゆるゆるとほどけていくような気持ちになった。
「会社が今週の金曜日休みなんです。先生の診察を受けることは可能でしょうか?」
主治医は「う〜ん、ちょっと待ってくださいね〜」と言いながら予定を見てくれている。始めから断られると思っていたのに、診てくれる方向で検討してくれているのがそれだけで十分嬉しかった。先生の予約はいっぱいに決まってる。断られるのを覚悟した。
「そうですね〜ここが隙間があるので…この隙間に入れましょう。×時××分に来て下さい」「はい!お忙しいところありがとうございました!」
もう少し主治医と話したかったけれど今週末ゆっくり話そう。1ヶ月ぶりに聞く主治医の声が気持ちを安定させて午後は無茶食いが治まった。先生と話すことが今の私には救いになる気がする。順調に働いているけれど、人間関係に疲れることもあるし、知らないうちにストレスを溜めているのだと思う。
先生に会える。それだけで今週は頑張れる気がする。