漠然とした不安
今週は会社と私の都合で月曜日と水曜日に出勤の変則勤務。仕事の後、今後のことについて話があると聞いていたので気が重く、何かを決断する心理状況でもなく不安が襲ってくる。
私はただ黙々とパソコンに向かって資料の作成を続けた。社長は別件の仕事で忙しく、今日は今後の話についてする雰囲気ではなく、結局定時がきて話は無かった。次回は水曜日、緊張が高まってきてこみ上げてくるものがあり辛くなってしまった。
メジャートランキライザーを飲むと少し時間差があって不安が治まる感じはするが、やはり急な不安はデパスの方が効く気がする。気がついたらもう手持ちのデパスが少なくなっている…。とても心配だ。これは水曜日の出勤用にとっておいた方が良いだろう。それまではピーゼットシーとセパゾンで何とかするしかない。何でこんなに不安かと言えば、仕事がもう無くなると次の仕事を探さなければならず、新しい人間関係に溶け込めるかとかその前に採用されるかどうかとか、先のことが見えないからなのだ。やっぱり誰かに大丈夫と言ってもらいたい…今の環境はせっぱつまっていて余裕がなくバタバタしていて心が落ち着かないのだと思う。
退社して散々迷った挙句、スタバでアイスパッションティーを頼んで薬を飲んだ。不安でふらふらだった。早く家に帰って休みたいと思ったが薬が無いと持たないと思った。薬に頼ってはいけないし他の人を嫌な気分にさせるようで、出来れば人に見えないところで薬を飲めたらいいのだけれど。トイレで飲むのも惨めな気がするし…。もう少し遅かったら呼吸困難な感じになりそうだった。午後5時過ぎから不安は強くなる。残業があって薬を飲むタイミングがとれないと困ると思う。
帰りの電車の中でまた不安が発作のように出てきてまた涙ぐんでしまった。会社帰りに展覧会に寄ろうと思っていたのに、不安が強くなったのでやめた。ギャラリーのオーナーさんから直筆で「制作頑張ってますか?」というメッセージを頂いていた。顔を出しておかないと忘れられてしまう。
どうしてこんな風に弱くなってしまったのだろう。何事にも自信が無くなってしまった。昔はもっと自尊心が強かったように思うのに。人間の芯がやせ細った感じがする。早くこの不安から抜け出したい。確実に歩いている実感が乏しいのだ。確かなものが欲しい。
今日はずっと緊張していて喉が渇いて仕方がなかった。薬の副作用でもある。水を毎回買うのはやはり不経済だからこれから重くてもペットボトルの水は持参しようかと思う。