3センチ切るだけって言ってたのに…

お金もなく、髪に気を使っていなかったらマニキュアも剥がれてきて伸びてきた髪が首に貼り付いて暑いので、無料という言葉につられてヘアモデルを初体験しました。
美容師さんはアシスタントでこれから一人前になるために閉店後にモデルになってくれる人を探し技術を磨いていくのだ。ご希望の通りにしますから…と言われたがちょっとコワイ(笑)でも若い人が成長していくのを応援しているのだから、それに無料でカットもカラーもしてくれるし…。
いつもの美容師さんとは熱意が違って、カットにも時間をかけて何度もスタイルを確認するのだが、その分ハサミがどんどん入っていって、顎くらいのグラデーションボブを希望したのだけれど、スタイルが完成したときには頬くらいまで短く、これはもう今まで体験したことの無い短さになっていた(涙)うぐっ、サ…サルみたいだ…これでカラーしたら本当にサルになってしまう。。。
で、カラーは前にしたマニキュアが邪魔をして上手く染まらなかった。でもその方が良かった。少し赤系のカラーを選んでいたのでちゃんと染まっていたらこの髪型、本当にサル…(泣)ナチュラルな茶系のカラーに落ち着いたので少しほっとした。
午後7時半にシャンプーから始まってスタイリングが終わったのは午後10時を回っていた。他にも若いスタッフが技術を磨いていて、時々オーナーがまわってきて指導をしている。日々流行を先取りする世界は厳しいなと思いつつ、鏡の中の自分があまりに変化してしまったのに愕然としていた。「お似合いです」は絶対にお世辞だということを確信した(笑)
完成した私のヘアスタイルはオーナー2人に講評される。「ここ、分かる?このライン…」どうもカットのグラデーションが不自然なところがあったらしい。「ちょっと直しますね…」と言うなりさらに後頭部にハサミが…(涙)まあ、髪は伸びるのでいいけどね…はぁ。
サロンに来たのだからと仕上げにワックスとスプレーもしてもらいました。少し華やかになったけどね。
最後にカットモデルをしたというサインをしました。沢山の人の名前がありました。こうしていろんな人の協力があって一人前のアーティストになっていくのですね…。頑張ってくださいね。もうお客さんにはならないかも知れないけどネ。
やっと家に帰ったら夫はサロンに私が居るのを見かけたと言っていて、まあ無料だから仕方ないよと慰めるのでした。
ああ、明日通院の日なのに…恥ずかしいな〜帽子必須だなあ…(泣)