介護認定

父から留守電にメッセージがあり電話する。
母の介護認定が下りたとのこと。要介護3。早速ケアマネージャーさんにケアプランを作成依頼したと言う。
そして、頼みの綱だった母の生命保険の入院給付は駄目だった。保険代理店の人が調べまわっていたのは知っていたが、契約の際、たった1項目、「病院に通っていたか」という質問に答えていなかったために約款違反となり保険全てが破棄になったそうだ。保険を契約する際、すでに母の認知症は進んでいたのだろう。釈然としないが保険屋なんてそんなものだ。掛け金はどうなるのだろうか?今度病院に行った時、父に詳しいことを聞いておこうと思う。父はがっかりしていたが、「仕方がない。なんとかするから」と言っていた。泣きっ面に蜂。
医療費のことは国民健康保険で無利子で貸してもらえることを話した。父は知らなかったようだ。病院にはソーシャルワーカーもいるが、何をどうしていいかわからない患者の家族は、相談といっても漠然として何を話して良いか分からないと思う。私はこの制度を自分の通う病院のポスターで知った。特定疾患の助成制度も32条も病院の掲示板を何気なく見て知った。母の入院している病院はこういうポスターが貼ってある場所さえ分からない。殺伐とした白い壁が続くだけのように感じる。そういえば、介護保険のことだって何にも掲示がないじゃないか。患者サービスは立派な生け花を飾るだけじゃないと思った。
連休の外泊は、リハビリ医サイドで階段の昇降が無理なので許可が出なかった。母にも直接説明があったそうだ。母はがっかりしているだろうか。父に私からも電話して話そうか、と聞いたら、そうしてほしいというので、明日外泊は無理だけど休みの日には病院へ行って自主リハビリの介助をする事を話そうと思う。