治療に終わりはない

書店で心身医学関係の本を立ち読み。UC患者の性格的特徴や家庭環境についての記述が興味深かった。まるで自分のことを書いてあるように感じた。UCの患者は心理的な問題を抱えている人も多く、精神療法を併用する事で緩解を維持する事が出来る例もあるそうだ。納得してしまう。たまたま偶然、別の章で主治医が解説を書いていて、「精神分析には終結はない」という言葉にはっとした。治療者と患者がしかるべき時期に話し合って決めるのだと。私は分析は受けてないけど、私の治療に終わりはあるのかな?家族カウンセリングのとき、主治医は夫に向かって「治療は続けます」と断言した。母が倒れたときも「治療は続けていきます」と言った。ゴールというものはあるのだろうか。そもそもゴールはないと、ゴールは自分で決めるものだという事だろうか。私のゴールはどこにあるのだろうか…