ドロップアウト

私は私たち夫婦のライフスタイルについて余り仕事関係の人に話したり、それについてアドバイスを求めたくない。でも、仕方なく話さなくてはならない局面もあって、その度に少しは持っている自尊心を傷つけられて落ち込む。努力をしてもある一定の水準に達する事の出来ない人々がいる。そういう底辺の人々がいるから、普通の生活を営んでいる人々も存在できるのだ。この社会にもクラスは存在していて、私たち夫婦はどちらかと言うと施しを受ける側になってしまうのだろう。自分の限界はそろそろ見えてきた。それでも自立しようともがくことに本当は干渉されたくないのだと思う。それが心配や愛情からくるものであっても。今週で夫は失業する。派遣から紹介された仕事の話はなぜか立ち消えになった。来週から、またゼロから立て直し。そんな人生。