国立新美術館

国立新美術館夜景

今年初めに六本木に出来たばかりの国立新美術館に行ってきました。
複数の展覧会が開催中でしたがその中の
異邦人たちのパリ 1900―2005 ポンピドー・センター所蔵作品展を観ました。
妹が実家の母を車椅子に乗せて連れてくるというので、美術館で待ち合わせすることにしたのですが、私の気分があまり良くなく、母と妹には先に展覧会を観てもらって、私は遅れて到着し1人で観ました。今日まで夜8時まで開館していたのでチケット売り場で並ばずに済みました。また、障害者は介添え者1人まで無料となります。
ポンピドー・センターには若い頃妹と一緒に行ったことがあります。特徴ある建物と夜間まで開館していて、若い人が作品の前の床に座ったりして思い思いの鑑賞の仕方をしていたことが印象に残っています。
展示はいくつかの時代にわけて、パリを拠点に活動した、または影響を受けた外国人作家たちの作品が並んでいました。特に抽象指向の絵画やオプティカルアートなどは興味深く、自分の表現に近いものを感じました。
残念だったのは照明が若干暗い気がしたことです。モノクロ写真など細部の暗い部分が良く見えなかったり、作品に影が落ちていたりするのは残念でした。全体に色彩が暗く感じ、もう少し照明の質を考えた方が良いのではないかと思いました。
2月からの長期展示という事で、関連グッズが充実しているのは、私は興味ないのですが良いことだと思います。Tシャツなどでアートに親しむのもいいものです。
この展覧会は5/7までですので、興味のある方はお早めにご覧下さい。