知人の入院

本当に偶然だったのだが、消化器内科の順番を待っている時、リカバリーから車椅子に乗って知人に良く似た人が出てきた。腕には点滴、顔は発熱してか赤く、ぐったりした様子だった。その人は付き添いの女性とレントゲンを撮りに行ってしまった。
しばらくして、はっと気づいた。その人は夫の友人で、一緒に仕事をはじめた人だった。この病院に入院したことがあったことを思い出した。
戻ってきたところを声をかけた。「こんなところで会うなんて…」とお互い苦笑いした。
知人とその奥さん。知人はもともとすい臓が悪く、かなり重症で命も危ぶまれた時もあった。今回は胆石がもとで他の臓器も炎症を起こし高熱が出ているので入院となるとのこと。しばらく絶食ののち、今回は胆のうを取ってしまうことになるそうだ。
知人の仕事が上手くいっていないことは知っていた。それで夫も仕事がなくなりバイトをするはめになった。無理を重ねたのだと思う。この連休、ゆっくり病院で身体を休めて早く良くなってほしいと思った。