働くために

今日は2ヶ月に1度の消化器内科の予約があって、ついでに心療内科も受診してこれから12月末までの仕事が決まったときに通院日に休まないよう先に薬を処方してもらいに行きました。
消化器内科ではいつもの3分診察でした。慢性病だから仕方ないけど今は腸は割合安定しているので薬は時々具合が悪くなったときだけ飲む感じです。
ペンタサの副作用で検索して来られる方がいるようですが、副作用といえば倦怠感と肌荒れかな?服用していると顔にニキビのような湿疹が出来やすいと思います。薬を飲まないと治るので多分副作用なのだろうと思います。
消化器内科の診察が終わってから心療内科の診察までかなり待たされました。今日は予約なしで来たのと初診患者さんが多かったので受付をしてから診察まで4時間近く病院に居たことになります。
主治医に話す内容のメモを作りましたがすぐ終わってしまいました。今日の目的は薬の処方をお願いすることなので他の事はまた予約の診察の時ゆっくり話したいと思ったからです。
待っている間少し寝てしまったりしましたが、病院スタッフが忙しく生き生きと働いているのを見て気持ちが焦りました。こうして順番を待っている間にも働いている人達が無数にいるのだと思うと自分が世界から取り残された気分になりました。
派遣会社に問い合わせの結果を聞いてみたのですがまだ連絡が来ていないということでした。もしこの仕事が決まらなければ来週の診察は受けられるのですが早く決まらないのでもどかしい気持ちになりました。
病院の喫茶室で軽食を摂って昼食代わりにしました。そこでも病院職員や医師などが食事を摂っているのを見かけてなんだか自分が無駄に時間を過ごしているように思いました。待たなくてはならないのは仕方ないのです。主治医は丁寧にお話を聴く先生だから時間が掛かるのです。私自身もゆっくりお話が出来るのだから我慢しなければいけないのだけれど、今の気持ちは仕事に向いていて通院が自分にとって邪魔に感じるのがとても悲しく思いました。
午後3時前、やっと名前を呼ばれました。
私は最初に今派遣されるかどうか結果を待っていて、採用されれば12月末まで通院が出来ないので薬をその分出して欲しいという話をしました。主治医は一瞬固まっていましたが、私がもう一度お薬を出してくださいとお願いすると元の柔らかい表情に戻って前回のカルテに目を通しました。
私は用件を先に話してしまったので、はっとしてそのいきさつを後から付け加えました。
前回主治医から提案されていた別のクリニックに土曜日通うのは保留して、短期の仕事をつないで通院しようと思っていること。短期の仕事をしてみて気分がとても安定したこと。パキシルは服用後眠気やだるさが出て夜早い時間に眠ってしまうこと。昼間には眠気は出ないが能率が落ちたように感じること。仕事の契約が終わってしまうとまた不安が出て水を大量に飲んでしまうこと…。
主治医はパキシルの服用感について尋ねました。パキシルを服用始めたのと単発の仕事をするのが偶然一緒になったのでどちらの効用かわからないけれど少し元気が出てきたのと安定剤を服用しなくても良い程の気分の安定感があることそして問題はパキシル服用直後酷い眠気が出てしまいどちらかというと過眠状態になることだと話しました。
現在夜はデプロメールパキシルの相互乗り入れ状態です。それが強すぎる感じではないかと話したら、主治医はパキシルは体になじんでいるようなので夜のデプロメールを体調に応じて外してみることを勧めました。その後パキシルを増やすかどうかは眠気の問題もあるので今後考えることとして調子が良いようならデプロメール減薬となります。
次回の診察予約は来週の金曜日なのですが、派遣の採用結果によって受診するかキャンセルするか連絡することにしました。
この頃心の拠り所としていた主治医と診察室を考えなくなることが増えました。薬はきちんと飲んでいますが仕事や外に関心が向いてきて医療への依存が薄れてきたのかもしれません。それは良いことなのだけれど去年の今頃の私のように主治医に泣いて訴えていた自分が変わって行く寂しさもおぼえるのです。こころの迷路を彷徨っていた自分を忘れたくはないからかもしれません。