研修

いまのわたしを客観的に見て、明らかに病気であると分かってしまう。
わたしはしごとに就けないのではないかと冷静に思った。
くすりは症状を緩和するが副作用は外見を酷く弱々しく見せる。
わたしは自信が持てない。
どうしたらいいのかは分かっているけれど、頑張れないのがうつなのだということを痛いほど思い知った研修だった。
笑えない
お腹の底から力が出ない
ぼんやりと寂しそうな表情になる…
派遣で働くのは無理だと言われたような気がした。
それでもこの体に鞭打っても働かなくてはならない。
軽い絶望感が夕方の不安と重なって水を大量に飲んだ。