父のこと

実家に何度も電話をして父の様子を確認した。なぜなら今日のこの私の状態のきっかけが父のことだったからだ。
母は何とも無い。今日も朝食を食べて仕事に行ったと言う。妹に代わってもらい父の状況を再度尋ねる。昨夜は何も食べられず水だけで過ごしていた。白い顔をしていた。前から胃が痛かったらしいが病院に行かないでいた。月曜日再検査らしいと言う。
父の処方された薬と検査値を聞いた。その場で検索をかける。…十二指腸潰瘍…?ストレスかな…想定できることを妹に伝えた。
無言の夫にも話した。多分たいしたことではなさそうだと。薬で治りそうだと。
夕方、買い物の帰り道、実家に再び電話し父に代わってもらう。妹の話と違う。検査は済んで点滴を打ってもらい薬が効かなかったら入院してくださいと言われた。今日は痛まないし食べられるので大丈夫だ。明日は病院に支払いに行くだけだと言う。元気そうな声だった。力が抜ける。
情報の錯綜。本人に早く確認すればよかった…。明日の状態も本人に確認しようと思う。