重圧と不安と諦めと

個人情報保護法の関係で、調査や統計の仕事をしている私はここに仕事のことを書けなくなってしまった。いま担当している仕事が今日突然キャンセルとなり、別の仕事についての説明があった。複雑ではあるが出来ない仕事ではない。しかしデータの扱いが厳しく、責任も大きい。無給で拘束される時間が長くなり急な呼び出しや不規則な勤務形態になる。私は請けられるかどうか社長に訊かれたが即答できなかった。今の勤務スタイルで予定を入れているのもかなり無理をしている。来月までに作品を仕上げなくてはいけない。その話をした途端、社長の表情が厳しくなり、「そういうことを言われるとこの仕事をする気力もなくす」ときつい口調で言われた。私は心外だった。作品の制作は遊びじゃない。趣味でもない。これは私にとって仕事であって、それを売るために会社勤務の合間をぬって制作しているのに。それをまるで遊んでいるように見下されたような気がした。悲しかった。
ソフトに習熟しているとみなされ、キーマンとして動いて神経をすり減らし症状が悪化した事があった経験から、仕事は出来ると思っても簡単に引き受ける事はしないことに決めている。今回の事もよく考えて条件を確認して返事をしようと思う。もしノーと言ったらこの会社には私の仕事は無くなるだろう。それも仕方のないことだろう。