夫婦の危機

ちょっとしたことから、失業中の夫の逆鱗に触れてしまい、逆に病気を理由に週2日しか働けない私は虫が良すぎるのではないかと激しく叱責された。夫は失業保険とたまに友人からもらうアルバイトで以前働いていた時より収入が多くなっていて、それだけ傲慢な振る舞いをする。そもそも男女平等な社会じゃない。病者に公平な社会じゃない。そんなことおかまいなしにまくしたてる。私はうつという病気に逃げ込んだほうが都合がいいだけでだらしない。フルタイムで働けと言う。うつを潰瘍性大腸炎を病気と認めない、それは性格で、改める気はないのかと言う。私はうつ病になってからも夫の失業中は通院しながら働いた。そしてもう限界というときやっと半年、いや3ヶ月くらいだろうか、休業しただけだ。それからはパニック発作や下血に苦しみながらもパートタイマーを続けてきた。時給は夫より高い。それなのに働けと言うこのひとを、うつを病気と認めないこのひとを、夫と呼んでいいのだろうか。理不尽だが自分が正しいと大きな声を出せるほうが力関係は上になるのだ。私は負け犬だ。はじめから負けている。結論を出す日は近いのかもしれない。皮肉な事に明日は結婚10周年の記念日である。それが潮時と言う事なのだろうか。。。