訪問調査

今日は母の介護保険の介護度認定のための訪問調査の日。区役所から病院に訪問調査員が来た。若いカジュアルなスタイルの方ではじめ戸惑ったが、感じよく手早く質問を進めてくれて助かった。母の認知症については、本人に質問を見せない形で調査票を家族にチェックさせ、調査が終わった後、詳しい症状について特記事項を聞き取りして行った。ざっと見た感じで要支援にはならないので、すぐケアマネージャーを決めてケアプランを立てて構わないそうだ。実家から近く評判の良いところを2〜3ヶ所紹介してもらった。これから在宅介護への準備が本格的に進む事になる。
訪問調査は入院している病院でも受ける事ができ、ケアプラン策定までを依頼する事も可能です。私たちは区役所に直接頼みましたが、忙しい人は病院に委託する事も良いかもしれません。訪問調査に当たっては、インターネットで模擬調査の回答をしてみました。質問は全国同じで毎年少しずつ改定があるようです。初めての訪問調査の時には患者も緊張するし、家族もつい伝えそびれた事があって後悔したりすることもあると思うので、事前にどんな質問がされるのかシュミレーションしておくことや、患者にもどの位の時間がかかって、どんな質問をされるのか伝えておくと当日スムーズに調査が進むと思います。質問時間は長くて1時間程度です。介護度は高く出過ぎるとサービスが多くなりかえってお金が掛かることになったり、介護度が低すぎても利用できるサービスが少なくて民間のサービスを補完的に使う事になり、なかなか理想の介護サービスを受けるのは難しいですが、質問の答え方も工夫するのも良いと思います。介護認定には約1ヵ月かかります。この訪問調査のほかに、医師の意見書の提出を求められます。意見書を書いてもらう医師とは普段からコミュニケーションをよくとっておくことが望ましいですが、回診などのとき多忙な医師とお話しするのは至難の業です。夕方などに看護師さんに言付けてお願いしておいたり、定期的に病状の説明の時間を取ってもらい介護認定の事も話題にしておくと良いかと思います。
午前中に病院に行き、母のリハビリの様子を見学させてもらい、きちんと薬を飲んで調査に臨んだので過度に緊張する事も無く無事調査が終わってほっとしました。