ことばの端々に

昨日は身体がだるく、午前中は寝たり起きたりしながら家事をして過ごした。特に予定もなく、母の病院に行っても良かったが、また夫の機嫌を損ねるだろうと思って行かなかった。父に電話したが、携帯も実家の電話も繋がらず不安に思った。それがきっかけで悪いことをどんどん想像しそれが循環してしまいまた泣いていた。泣いてどうなるわけでもないのに…。
今朝、やっと父と電話が繋がった。仕事は休みで起き抜けのような声で不機嫌そうだった。父に母のことで負担をかけているという負い目が、ちょっとした言葉遣いに傷ついてしまう。母の今後のことで医師と相談する日時を決めて欲しいと伝えた。父は面倒そうな声だった。ただ、私がそう感じるだけかもしれない。どうしてそんなに怯えなければいけないのか。父には散々苦しめられてきた。父は自分の入院のとき、母に看護してもらっている。夫として母の介護をするのは当然なんだ。自分が出来ないからってそんなに気疲れすることもないはずなのに。
本当は家族から全速力で逃げたいんだと思う。愛情ではなく義務が私をここに留めているんだ。