変化を拒む心

昨夜はテレビの台風情報をぼんやり眺めながら、体を床に投げ出して近づく台風の雨音が強くなったり突然止んだりその繰り返しを聴いていた。小さな家は荒天に辛うじて耐えているようなのに、私にはまるで耳を塞がれているように感覚が無かった。夢のようだった。夢ならいいと思った。今のままではいけないことは夫も私も分かっている。だからこその環境の変化なのだ。私は夫を支えなくてはいけない。追い詰めてはいけない。それなのに変化を拒もうとする気持ちがどこかにあってそれをどこに向けていいか分からない。明け方になって通院日だったことを思い出し入浴した。