知人に貸してもらった「心療内科を訪ねて」夏樹静子著を読んでいる。本や新聞を読むのは苦手だと思う。活字が頭に入ってこないことが多いし、入ってくるときは心が揺れて気分が悪くなる。今のところ、どちらの症状も出ず、可も無く不可もなく読めている感じ。最初の方に、潰瘍性大腸炎に罹患した男性の症例があり、心身医学的に診た患者、医師の対処の仕方は参考になった。顎関節症の症例も、実際に私も悩んでいることに近いものがあり、すんなり共感できる文体で意外に読みやすいものだった。雑誌の連載をまとめたものだそうだ。

心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す

心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す