午後から銀座に夫と出かける予定だったので、午前中市役所に行くと言って出かけたが、帰りにこっそり図書館にも寄った。私が図書館に行くのを夫は嫌がる。病気の本を見て感化されると思っているのだ。実際、そうである。今日は通院している病院の医学雑誌の最新号を読みに行った。あまり目新しい情報がなくがっかりした。その雑誌に主治医が担当した患者さんの経過が載っている。その人は治療法の無い難病に罹患し失明を経験したが、パーソナリティがバランスよく発達し、つまり大人であったので、自らの困難を受け入れ専門病院に転院した。私はパーソナリティに問題があるので、つまり未熟なので自らの困難に立ち向かうことすら困難である。夫の言うところのだらしない人間なのである。