義母を偲んで

早起きしてワールドカップの抽選会の中継を見ながら荷物をまとめ夫の母の三回忌に広島へ。
夫は三人兄弟の次男。両親亡き後兄弟が何かと連絡を取り合って仲良くしているのが微笑ましいし羨ましくもある。私にも兄弟がいるけれどそんなに和やかな関係にはなれない。なんとなくぎくしゃくするのは母の介護のこともあるからかもしれないけれど。
法事はこじんまりと親戚が集まってお寺で行い、その後お寺の中の会館で食事会。
今秋亡くなった叔父や義母方の叔母が折を見て親戚を集めてよく食事をした。そのせいか夫の親戚は皆仲良く助け合っている。病気になれば誰かが様子を見に行くし子どもが産まれたらお祝いに駆けつける。本当に結束が固いなと思う。私の実家は親戚が少なくあまり親戚と親しくした経験がなかったから初めは戸惑ったけれどいいものだなと思う。
法事になると広島に住んでいる三男の家に泊めてもらい兄弟とその家族で行きつけの焼肉屋で夕食をとるのが恒例になっている。夫の両親がもう亡くなってしまったのは寂しいけれどその分兄弟が助け合いこうして楽しい時を過ごせるようになったのは故人となった義父母が見守ってくれているからだろう。
広島にいる時はいろんな話をして薬を飲むのを忘れそうになるほど気分が安定していた。水を飲みたい気持ちも自宅にいる時より抑えることが出来た。人と関わることで気持ちが自分の病気からそれて健康な部分が出てくる感じがした。
実は前回薬局からもらった薬が5日分足りなくて不安だったのだが、なんとか間欠運転で乗り切れそうだ。パキシルが日数分無くて結局デプロメールを飲んでいるが体に薬が多少残っているのだろうか断薬症状は現れず穏やかに過ごせている。1〜2日おきにデプロメールパキシルを入れ替えしてしのぐつもりだけれど具合が悪くなったら薬局に言わないといけないかな。今まで薬は処方されたら薬局で数も確認せず買っていたけれどこれからはきちんと確認してから買わないといけないな。