交通機関ストップして考えたこと

実家に介護のため戻る途中、電車が走行中激しく揺れそのまま到着した駅で路線は安全確認のため動かなくなりました。特に震源に近いところだったので復旧に時間がかかったようです。
まず実家に電話。父が帰宅した時に地震があり、物が落ちてきたが怪我はないとのこと。母も無事で一安心しました。夫は私に電話をしてきて携帯が繋がりにくいと言っていました。夫は実家に帰るのは中止して自宅に戻るように(自宅の方が震源に遠いから交通機関の復旧が早いため)言われてそうするつもりだったのですが、乗っていた路線が橋が多く、安全点検が遅れ、実家にも自宅にも戻れない状態が3時間続きました。
駅のアナウンスは同じ情報を繰り返すだけであまり役に立ちませんでした。ラジオやテレビの方が必要な情報を得やすいと思いました。私は実家に電話しテレビのニュースを見てもらいました。私鉄では復旧して徐行運転を再開しているところがありました。そこまで辿り着くにも今乗っている電車が動かないとどうにもなりません。
夕方になって薬を飲みました。実家に泊まる予定だったので薬は多めに持っていて助かりました。たまたま準備が整っていたので慌てず済みましたが、手持ちのお金、薬などは普段外出するときも1泊分くらいは持って出たほうが安心だと思いました。それから今日は涼しかったので半袖の人は寒そうでした。夏でも簡単に羽織れるようなものがあると良いと思いました。駅で停車したのでトイレや飲食店などもあり長時間の滞在もなんとかなりましたが、線路上で電車が止まった場合は乗客がパニックになりそうで怖いです。私の乗った電車では比較的乗客は冷静で、殆どの人が携帯メールで連絡を取り合っていました。近隣の人たちは駅を出てタクシーで家に向かう人もいました。
結局、実家方向へ向かう電車が復旧しないので引き返し家に戻れたのは午後11時でした。疲れました…。
弟は実家に向かったようです。明日の介護は弟に任せることにしようかと思います。こういうことがあると要介護の家族を遠方に持つ人たちは心配だと思います。担当のケアマネージャーさんとかヘルパーさんなどのネットワークで安否確認などが出来ると有難いなと思うのですが、災害時の障害者へのケアについてきちんとした施策はあるのでしょうか。凄く不安になりました。