2人で手分けして分析。私がクラスター分析やら相関分析やら、面倒な準備のいるものを担当し、相方にはクロス集計や因子分析をお願いした。自分の分析の準備に手をとられて、質問にしっかり答えられないことや、ぼんやりして上手く説明できないことが時々。そのため、相方が分析を間違えてやり直しになったり。
仕事を始めると腹痛がしてくる。ぎりぎりまで我慢して分析を出してからトイレへ駆け込む。タンクに水があることを確認してからでないとトイレを使えなくなってしまった。小さな事務所。男女兼用の1つのトイレしかない。トイレに立つ時、とても恥ずかしい。でもお腹が痛くて痛くて。安定剤、減薬どころじゃない。むしろ手放せなくなっている。困ったな。
私が食事が摂れない事を話して、今日のランチはドトールのパンにしてもらった。パンならお腹に重たくないし、すぐ空腹になる。ここの事務所のスタッフは健康的な食生活を大切にしている人たちだから、毎日きちんとした食事を求める。私の願いは軽蔑されるだろう。軽い食事と飲み物と薬…。運動をして体調の管理をしないからそうなるのだ、自業自得だと思われているだろう。それは仕方がないのだけれど。精神の不調は話していないのだから。
夫の考え方や夫が良いと思ったことが、私にとって良いものだとは限らないということを、話の流れでつい言葉にしてしまった。相手は、自分が良いと思ったことを人に勧めるタイプのひと。はっと気づいたときには遅かった。午後から彼女は少し不機嫌になっていた。明らかに仕事も粗く小さなミスが続くようになってしまった。人間関係って難しい。私は無意識に、彼女の健康に対するポジティブさへの嫌悪、健康に関する情報の押し付けの執拗さを迷惑だと言ってしまっていたのだ。それは私の正直な気持ちではあるけれど、言ってはいけないことだった。申し訳なかった。謝って済むものなら謝りたい。悔やんでも後の祭りである。
私自身は健康でない状態を受け入れて納得して生活できるけれど、周囲は違和感を感じて出来ればその異物(病気)を排除しようとする。無意識に。障害を持ったものとそうでないものが狭い事務所で長時間共同で仕事をするということ自体、困難なことなのだろう。少しずつ、体を馴染ませていくしか方法はないと思う。でも、何か孤独感を感じた午後だった。
来週もまた、月曜日から2日連続出勤が決まった。でも月曜日、いよいよ病院かな。リンデロン座薬が必要みたい。