きょう、久しぶりに取引先の電話を受けた。普段意識的に電話は怖くて取らないが、技術的な話になり、社長から代わってくれと言われたのだ。ソフトウェアの設定の話をした。少し動悸がする気がした。でも穏やかに感情が上ずって早口になったりはしなかった。私は今のところ薬で上手くコントロールされていると感じた。
展覧会を観に来てくださったスタッフに、「ありがとうございました」とお礼を言ったつもりが、「下手な説明を聞いてくださってありがとうございました」あるいは「私の仕事(正確にはそうではない)を手伝ってくださってありがとうございました」と勘違いされたらしく、「そんなことないわよ」と返された。しばらく、会話がかみ合わずぎくしゃくしてしまった。やっぱりつまらない仕事は、私がやればいいのだと思われているのだろう。今回のチーム作業は、実は他のメンバーも迷惑な話なのだということが良くわかった瞬間だった。そんな仕事を、淡々と2年間続けてきた私は一体何なのだろう?ただのお人よし?