妹が頼りにならないので、母の様子を見に仕事は午前中で半休をいただきたいと申し出た。社長はやや難色を示しながらもＯＫをもらえた。忙しいさなか、社長にも他のスタッフにも迷惑がかかる事になるけれど、午前中に出来る限りの仕事を仕上げて病院へ急ぐ。…

眩暈は改善されない。今日は朝の安定剤を抜いてみたが、足のもつれ、意識の途切れ、泥のような眠気は治まらない。出勤直前にレギュラーコーヒーを買って会社で気付けに飲んでしのいでいる。これは近々主治医に相談すべきことかもしれない。とても危険だ。

妹は病院に行けなかったと夜になって電話があった。父は夜面会に行ってるだろうけれど。仕事が終わったらすぐ病院に駆けつけていればと悔やむ。母は寂しくなかっただろうか。人見知りする性格で新しい部屋の患者さんと仲良くなれるだろうか。さびしそうに宙…

2週間も休んだから大量の仕事が私を待っている。その上に新たな仕事が被ってくる。年度末に向けてスピードも加速する。その中で、母の病院への介添えのスケジュールを立てなくてはいけない。社長は介護優先で、と言ってくださるけれど、要求された仕事量は並…

睡眠をしっかりとろうと思い、安定剤が増える→腸の動きが緩慢になる→通勤中にふらつく。実際は最近睡眠の質は改善されています。はてなダイアリーを書く時間を早くして、いつもより1時間早めに横になっているからです。でも安定剤を睡眠薬代わりにしているの…

フルタイムの仕事を持って病院に通うのはやはり無理なのだろう。妹から半泣きで電話があった。部下とのからみで明日休みを取るのが難しくなってしまったという。とりあえず病院に確認をとって出社し、休めなければ私が半休で病院に行こうかと言う話になった…

帰宅直前に父から電話があり、明日母は急性期病棟から回復期病棟へ移動するという話を聞いた。随分気分が良さそうだと言う。父は明日は仕事で行けないらしい。引越しはベッドごと動かすので人手はそれほど必要ないが、作業療法士さん、理学療法士さんが交替…

久しぶりの仕事。当然やるべきことは溜まりにたまっている。同時にこなせるような器用さはないから、こつこつ端から処理していくしかない。今週は3日出勤して欲しいと言われた。母のこともあるので暫定で3日間連続で出勤日を入れてみた。仕事に没頭して頭を…

朝はストレッチをして身体の痛みをとり、比較的すっきり起きられるようになったのに、通勤電車に乗る頃には物凄い眩暈と意識の途切れが起こる。乗換えが多いので頑張って我慢しているけれど、乗り換えのとき立って歩くのが怖い。よろよろして真っ直ぐ歩いて…

再び、きょうの健康を立ち読みしていて見つけた。脳梗塞の前兆、気づいたらどうしたらよいか、脳梗塞になってしまったら、その後のリハビリや社会復帰について。分厚い本はたくさん有るけど、うつ状態の私に集中して読む気力は無い。その点、この別冊は簡潔…

会社から電話があった。仕事の話だ。そろそろ仕事にも復帰することにした。妹や父とも交代で母の介添えのスケジュールが回転しそうなので。そう、力は分散して、根を詰めずにおおらかに。これから長丁場だ。

高次機能検査を受ける直前、病床の母に私の成育歴について少し尋ねていた。私が発達障害、特に自閉症である可能性はあるか、幼少の頃の印象など。母は「その傾向はあったと思う。でも絵を描く人にとっては必要な個性でしょう」と微笑みながら私に言った。身…

今日は、朝からいつもの診察室ではなく臨床心理室というところに行った。以前予約していた脳の高次機能検査をするためだ。検査と言っても知能検査の成人版でＷＡＩＳ−Ｒ（ウェイス・アール）というもの。最初に初めてお会いした臨床心理士さんと挨拶をした。…

母のベッドの隣に新しい患者さんが入院してきたが、マナーをわきまえない大変な人だった。その家族もしかり。テレビはイヤホンをつけずに大音量で夜遅くまで見ているし。深夜に突然片付け物を始めて大きな物音を立てるという。 今日、母はベッドで夕食を食べ…

母の介添えについて、妹は非常にドライだ。なんでも自分で出来ないといけないから顔を見るだけで手伝わない、今甘えさせてリハビリ病棟に移ったら急に誰も手伝わなくなるほうが残酷だという。妹の考え方は自己流で危険だと感じた。私は急性期の患者が自分の…

今までよく耐えたと思う。下血して当然のストレスだったはずだ。今日は朝から下腹部が痛み、気がついたら下血していた。気持ちを穏やかに過ごすこと。酷くなったらステロイドを処方しに病院へ行くこと。今再発させてはいけないのだ。深呼吸して、ゆったり構…

病院に行っている妹に電話をしたところ、母は来週からリハビリ病棟に移れるかどうかまだわからないとのことだった。また朝夕のラジカットの点滴が始まり、母のコンディションの問題と、リハビリ病棟が満床であることが理由だそうだ。荷物を届けようと思って…

http://www.so-net.ne.jp/wellness/healthdaynews/20041105/1100073266-2.html ここで問題になっているフルオキセチン（商品名プロザック）は、まだ日本では認可されていないのですが、イギリスは未成年には禁止、アメリカFDAではプロザック以外の10種類の抗…

どうしてかな。夫の帰宅する夕方には笑えるようになった。母はまだ急性期病棟でしばらくリハビリになるらしいと妹から電話があった。昨日乾燥機で縮ませてしまったパジャマの代わりにゆったりしたパジャマを安い値段で見つけた。靴もサイズを替えてもらった…

アモキサンカプセル10mg×4C（朝・夕） リボトリール0.5mg×1T（朝・昼・夕） セパゾン1mg×4T（頓服・医師の指示通り） 処方箋は基本的に変わらず。但し、セパゾンについては頓服で状況に応じ調整して飲むように。また、身体に残りやすいので連用をなるべく避…

3週間ぶりの通院日だった。私は久しぶりに午前中の予約だったが1時間近く待たされ、午前中最後の患者だった。 「さてどうでしたか？」と言う主治医の顔を見るなり、言葉を失った。この3週間は嵐のようだったから、何から話してよいか言葉に詰まったのだ。結…

疲れて帰宅すると夫が夕食を作ってくれていた。この2週間、夫にも随分負担をかけて済まなかった。夫には相当ストレスが溜まっていたらしく、夕食後、これからも病院に通うのか詰め寄られた。私が倒れたら自分が介護しなければならない。共倒れになる。そんな…

母の病室は4人部屋で、きょう一人が手術の為病棟を移った。母の隣の女性は回復して2日後には退院だそうだ。母がリハビリに出かけた後、ベッド周りをきれいにして洗濯をした。隣の女性が話しかけてきた。私が長女らしく毎日かいがいしく世話をしているとねぎ…

母は食事が済んでうとうとしていた。リハビリに使う靴を合わせて見たが、少しきつかった。もう5ミリ大きいほうが楽そうだ。交換してもらうことにする。 目をつぶって横たわってる母の耳元で、私は夢で見た話をした。 夜寝る前、少しでいいからイメージして欲…

昨日は疲れたので早めに就寝した。夢の中でちょっとしたことを思いついた。その考えが効果があるかは別として少しは母の励みになるかもしれないと思った。朝、妹が付き添うというので昼から交替で病院へ行くことにした。少し遅めの電車は空いていて楽だ。相…

午後もリハビリがあり、その間にベッド周りを整えた。冷蔵庫のペットボトルにも名前を書いて新しいのを入れたり、遅い昼食を病院のレストランで摂ったり、薬も飲んだ。洗濯物がふわふわに乾燥したのでキャビネットに入れ、リハビリ室まで母を迎えに行った。…

病室に入ると昼食の済んだ母はテレビをつけっぱなしにしたままで眠っていた。 母は点滴が終了し、治療は内服薬とリハビリ中心に替わった。午前中も理学療法室で身体をごろごろ転がして冗談を言い、療法士さんたちが爆笑したのだと楽しそうに話した。リハビリ…

朝、目覚まし時計が鳴っているとき、私ははっきりとした声で夫に何か話した。寝言。意味不明だがはっきりと夫に訴えるので夫が困った顔をした。身体の疲れがとれない。力が入らず電車のシートに座るとたちまち全身が脱力する。意識がぶつぶつと途切れる。乗…

母が車椅子に乗っていたので、医師の説明を家族と一緒に聞くことになってしまった。こんな時、医師の人間としての成熟度が出るのだと思う。医師は医学的な説明をただ事実として説明した。発症以前の体調管理の悪さ、検査結果、リハビリも含めた入院日数、障…

母の担当の看護師さんは母の性格などを配慮して静かに穏やかに対応してくれるので助かっている。しかし別の看護師（男性）で患者さんに向かって2度も暴言を吐いているところを偶然聞いてしまった。患者さんはショックを受けていた。同室の患者さんも同情して…